2008年05月21日

装着!オリジナルフィルタ

さて、前回からつづくカメラ×テレイドスコープのお話。
 
撮影度合いをいろいろ試し、コンパクトデジカメで撮影するのが一番キレイに撮れることが判明。ズームやピントなどを駆使するとそこそこ撮れるようになった。
しかし、左手で万華鏡の筒を固定しておかなければならず、撮影時に少しズレたりもしてしまう。
動画も撮影してみたいが左手はカメラの固定に使えないこともありプルプルと動いてしまう。三脚を使っても筒だけはどうにもなるまい。
更に固定度を上げようとすると握る体勢になり、HIIの体温でレンズが曇ってしまう。これでは撮影も台無しである。
というわけで、手を離しても筒が固定されている方法を模索することにした。
 
まず思いつくのは接着剤でくっつけてしまうこと。当然即効で却下である。
次に、レンズフィルタみたいな枠に固定してそれを装着することなのだが、HIIのコンパクトデジカメはフィルタ装着機構がないためそれも難しい。
プラバン(透明のプラスチック板)も買ってきてみるが、結局のところ板をカメラに固定する方法がイマイチ綺麗にいかないし、板を挟む意味も薄くなってくる。
接着剤、セロテープ、両面テープ、「くっつき虫」とかの粘着性など考えてみるが、「取り外し可能」と「外で取り出せるくらいの見た目」を両立させるのが難しい。
ためしにEX-F1の紫外線除去フィルタを購入し、紙で周りをふさいで見たがやはり綺麗にはいかなかった。ざんねん。
 
何より、コンパクトデジカメのレンズ筒は収納式。
撮影時以外は引っ込んでいるため、いざ撮影というときにさっとオンオフできないと使い勝手が悪いのである。
加えて「胸ポケットに入れておけるサイズ」を維持できないとコンパクトさの意味がない。
 
他に何かいいものはないか、と探してみてふと気づいたものが。
簡易三脚としてたまに使っている、ヨドバシカメラで買ったペットボトルキャップ型三脚、「ボ撮るんです」。
photo20080516_10.jpg
 
こいつがコンパクトデジカメのレンズ部分にすっぽりハマるくらいの大きさなのである。
photo20080516_11.jpg
 
つまり、わがデジカメのレンズ筒幅はペットボトルキャップとほとんど同じということになる。

そうなってくると、実に適したものがあるではないか。
そう、一時期うんざりするほど流行ったペットボトルキャップに装着するフィギュアである。
 
というわけで転がっていたプラスチックのキャップをぶち壊す。
プラモデルなどが趣味にはないためまともな工具がなく、キリとカッター、ツメきりのヤスリでどうにか穴をあけてみるが非常に不恰好だがどうにか穴をあけた。
キャップ・プラスチック
 
これで、テレイドスコープの留め金を外して開けた穴に筒部分だけを通し、内側からまた止めることでキャップと万華鏡の固定ができることになる。
ということで装着してみるが、カメラのレンズのところキャップがガッチリとはハマらないことが判明。
穴を開ける前にあててみたときには少しハマる感触があったのだが、ちょっと引っかかっている程度であり万華鏡を追加してしまうと重みで落ちてしまい手を離せない。これはダメだ。没である。
 
ボ撮るんですのほうはレンズに深くハマったので、台座がゴム系ならば少しムリをして入れることができることになる。プラスチックキャップは一旦伸ばして入れられないのが問題なのだ。
というわけで台座がゴムのフィギュアを探す。
いくらでもありそうだったが探すとなかなか無い、というか引越しとかで豪快にすてて今でも持ってるフィギュアなどが少ないので、仕方なく近所の雑貨屋で投げ売りしてるようなフィギュアを購入してきた。
 
ゴムキャップも穴を開けてみる。
キャップ・ゴム
こっちはやわらかい上に二回目なので比較的綺麗に穴をあけることができた。
万華鏡の留め金を外し、筒を穴に通して内側から留め金を嵌める。これでデジカメキャップテレイドスコープの完成である。
 
装着!
ゴム装着
 
もう、ビックリするくらいバッチリ。
テレイドスコープを中央に覗き穴が来るように調整して固定。
万華鏡の穴以外からの光を防ぐ。
キャップと筒は固定されていないため撮影中に回転もできて模様を切り替えられる。
見た目もやけに前に長く多少アホくさいが、それも味で実用レベルだろう。
 
理想的な万華鏡フィルタである。
 
ペットボトルキャップをくりぬけばカメラにハマるというのは、何かしら他にも遊び甲斐があるかもしれない。
オリジナルフィルタ作りというのもなかなか楽しげである。

投稿者 HII : 12:39 | コメント (2)

2008年05月20日

カメラの直径 VS 覗き穴

HIIは三種類のデジカメを持っている。

メインとなるコンパクトデジカメ、PanasonicのLumix DMC-FX01。胸ポケットに入るくらいの大きさである。
このブログの写真は9割型このカメラで撮影している。
 
つい先日購入した、CasioのEXILIM Pro EX-F1。ハイスピードシャッターを備えており、一眼レフタイプの大きさ。
気軽な写真を取るにはちと大きいので、ほとんどハイスピード撮影専用機と化している。イベントなどで撮影するには重宝するのかもしれないが。
 
そして、これはデジカメというよりカメラ機能なのだが、携帯電話のカメラ。
AU・東芝のW21Tというなんと4年くらい前の機種でありカメラ機能は現在のものに比べれば貧弱。
 
さて、景色が万華鏡化するナイスアイテム、テレイドスコープを買ったからには是非写真に撮りたいので、どうやって撮影したものか、といろいろ試してみた。
 
まずは普通に万華鏡の筒をカメラレンズに当ててみる。例えばEX-F1の場合はこうなる。
EX-F1とともに
うむ、なんだこれ。
 
レンズが62mmと馬鹿でかいため、テレイドスコープが添えてあるだけで中に写った景色というのは映せない。
レンズがデカいと接写は苦手になってしまうのである。そのまま撮影してもこうなってしまう。
EX-F1で写したもの
かろうじて中央に筒の中身が写っているので、解像度を高くしてここだけトリミングすればいいじゃないか、とおもったのだが、よくみると肉眼で見たときにくらべて大幅に万華鏡景色がつまらなくなっている。
レンズがデカくて焦点が遠いせいで、鏡による反射がほとんど行われていないのである。
反射で生成された模様が一塊しか見えておらず、万華鏡らしい画にならない。
接写設定や凹凸レンズフィルタなどでどうにかなるかもしれないが、イマイチ現実的ではない。
 
というわけで同じような形でコンパクトデジカメも試してみる。
コンパクトデジカメとともに
こっちはレンズが15mmくらいであり、筒の覗き口の金具サイズとほとんど同じくらい。
覗き穴は5mmくらいなので、中央に小さめに写ることになった。反射模様は大体7,8個くらいだろうか。
コンパクトデジカメで写したもの
この機種ではズームをするとレンズを引いて中央を拡大するため、2倍ズームで撮影すると丁度穴が全体に表示されて写るようになる。
というわけでなかなか理想的な撮影が可能。
ただしレンズの目前を真っ暗にしてしまうためか、ホワイトバランスやら明るさなどの調整で色味が変になってしまうことがあるので注意しなければならない。
最初のテレイドスコープの記事での写真は全てこの形式で撮影したものになっている。

同じ形式で、携帯電話のカメラで試してみる。
携帯とともに
これはカメラレンズが4mmくらいしかないため、巧く位置を合わせればほとんど全面が万華鏡景色になるという素晴らしさ。
携帯で写したもの
そのまま撮影したものを壁紙などに設定できるのは便利であり、さらにレンズの径が小さいため鏡に当たる量も増えたようで、写りこんだ模様の数が最も多くなって10個近く写っている。
しかし機種が古すぎるうえに設定が細かくできず、フォーカスもあわせづらいためイマイチボケたような写真になってしまうのが弱点ではあるが、撮影の形としては結構理想的である。
 
というわけで、普段は明るさやらフォーカスやらで苦労するカメラレンズ、大きいほうがキレイに撮れるというのが常だとは思うが、ここでなんと「カメラの径が小さければ小さいほど良い」という逆転現象が発生した。
最新の携帯電話でさらにレンズが小型化されていれば、反射数も増えまくる可能性も秘めているのだ。
 
ちなみに、肉眼で見た場合の反射模様数は
眼にくっつけて見る=7個の周りにぼんやりたくさん見えるくらい=丁度携帯電話くらい
メガネにつけて見る=7個の模様が丁度ぴったり見える程度=コンパクトデジカメくらい
眼から2cmほど離して見る=模様としては一つしか見えない=62mmレンズカメラくらい
という感じになっている。
 
何気にまだつづく。

投稿者 HII : 12:35 | コメント (2)

2008年05月19日

分解、仕組みを見よう!

衝動買いした、景色を万華鏡にできるテレイドスコープ。
仕組みはどんなんかなー、と分解してみた。

覗き口をはずすと三角に並べられた板状の鏡が。これでお互い反射しているのである。
さんかく
 
筒を外してみると、そのままプラスチックの筒に鏡が伸びている。シンプルな構造である。
はだか
 
先にあるのはビー球。特に仕掛けのない、ただのビー球だが円形のレンズとして役に立っていることになる。
ちなみに写真の直前に水中を見たらどうなるかを試したため、内側が濡れている。分解を試みたのも内側の掃除を兼ねているからである。
はだかびいだま
 
ビー球を取り外してみる。本当にただの透明な球である。
びいだま
 
ビー球を取り外した状態で筒を除いてみると、円形レンズがないため三角の模様がクッキリと反射しあい、万華鏡っぽさが減って三角パズルのような感じに。
これはこれでかなりキレイ。シャープというかソリッドというか、キレのある画になっていると言える。
シャープ

 
万華鏡の作り方はネットで調べればたくさん出てくるし、小学生でも理科か何かの授業で作ったような気がするためシンプルなのだが、やはりなんだかワクワクするものがある。
今度はこれをカメラで撮影する方法をいろいろ模索するHIIであった。次回撮影応用編。

投稿者 HII : 12:31 | コメント (0)

2008年05月15日

テレイドスコープ

名古屋旅行中の善光寺で、様々な万華鏡が集まった店があった。
その中にあった一品がなかなか面白いので思わず購入。
 
手のひらに収まるくらいの筒。
カメラが写っているのでレタッチで戻さないように。
 
片方は覗き穴。
覗き口
 
内部は三枚の鏡が△に配置されており、先にはビー球らしき水晶が。
びいだま
 
普通の万華鏡とちがい「水晶に移ったものが乱反射して覗き穴から見える」というもの。
簡単にいうと、景色がそのまま万華鏡になる代物ということになる。
 
万華鏡は「カレイドスコープ」というが、この景色を写す万華鏡は「テレイドスコープ」というらしい。
 
例えば、元々キレイな花を覗くと
花鳥園A
実に華やかな感じに。
花鳥園B
 
元々はそこらへんにあるキーボードとコードなんかも
キーボードA
やけにカッコいい感じに。
キーボードB
 
何事もない自動販売機も
自動販売機A
規則正しく美しいものに変身。
自動販売機B
 
特筆すべきは夜。ライトや看板、イルミネーションは光っているため、光の万華鏡ができあがるのである。
たとえば、ただ単に信号待ちをしている程度の数台の車と信号。とくに明るい地域でもない。
車A
それがテレイドスコープを覗くとこんな感じに。当然信号や通行によってリアルタイムに変化するため猛烈にキレイ。
車B
 
コンビニは明るい上に色数が多いので、覗き被写体として適している。
セブンイレブンA
光の数が段違い。
セブンイレブンB
 
これを使えば、本当にどんなものでも万華鏡として見ることができる。
ジョジョA
ジョジョのコンビニ本もこの通り。
ジョジョB
 
手元にあったストリートファイターIIIのパッケージでも
ストIIIA
ちゃんと万華鏡っぽく。
ストIIIB
 
ここでの写真は当然静止しているのだが、実際にはくるくる回したりきょろきょろしたりすることで次々に変化していくので無限に楽しむことができる。
他人の顔、指などなども非常に面白い。まだまだ遊び甲斐があるアイテムなので、いろいろと弄ってみようと思っている。

投稿者 HII : 17:25 | コメント (0)