2006年09月18日
ひさびさアリさん
今年の夏は基本的に部屋を閉め切っていたせいか、夜に窓辺に来るカナブン以外はほぼ虫と無縁な生活であった。
そのため蚊に刺されないという快挙を成し遂げたが、買い物から帰ってみるとマンションのエントランスにモスキートの野郎がフラフラしていた。
この野郎HIIの蚊さされナシ記録を破る気か、と対峙。
はじめの一歩よろしくジャブで掴んでKOしてくれた。
ついでなのでそのまま持ち帰り、アリたちにプレゼントしてみることにした。

モスキートくん
久々登場のアリたちの住みかに蚊を落とす。以後の写真超ピンボケしているがご容赦あれ。

何も無いところに落とす。

普段ジェルしか食べていないせいか、興味津々に集まるハイデッカーアンツのみなさん。

数時間経ったらなぜかジェルの破片で埋めていた。

さらに数時間経つと埋めた地点に跡形もない。探してみると脚を部屋に持ち帰ってご満悦なやつがいたため、みんなでムシャムシャしちゃったのだろうか。
チュッパチャップスやらカブトムシゼリーやらで散々ひどい目に合わせた差し入れだが、今回は喜んでもらえたと思っていいのだろうか。
投稿者 HII : 15:19 | コメント (0) | トラックバック
2006年07月27日
アリ「余計なことすんな」
チュッパチャップスを与えることで彼らに惨害を与えたHIIだが、性懲りもなく新しい餌をぶち込んだ。

カブトムシ用のゼリーである。
メロン味バナナ味スイカ味ときれいに信号色。
色がドギツイあたりさすが夏休みの友・カブトムシ用であり子供が扱う商品である。
アリは果たしてこれらを食べるのだろうか、と二日ほど放置してみたが、齧ってみた後はあるものの特に食べている様子はない。
普通にアントクアリウムのジェルのほうが美味いのだろうか。
仕方ない、なぜか顕微鏡用ガラス板に乗っていて彼らにとっても邪魔なので撤去するか、とよくよく見ると彼らの巣穴が一部減っている。何がおきたんだお前ら。
チェックしてみれば前回に続きまたもゼリーが洪水と化して巣穴を襲った模様である。ゼリーってそんなに溶けるのか。
溺死者も一名出てしまったようで、非道の雇い主HIIはまたまた余計な事をしてしまったようである。
投稿者 HII : 15:28 | コメント (0) | トラックバック
2006年07月22日
大成長
しばらくあまり変化を起こさなかったアントクアリウム。
しかし最近涼しい日が続くせいか、アリたちもなかなか元気に歩き回る毎日に変わった。
新トンネルもポコポコと掘り始め、全体的にかなりの規模となっている。


ワイドサイズのアントクアリウムに最小クラスの大きさのアリを入れてスペースを持て余すかと思えば、彼らの好奇心であちこち掘るためまったく問題ない。
今でも工事しているので、これからもさらに発展して行きそうである。
投稿者 HII : 12:05 | コメント (0) | トラックバック
2006年07月12日
増員
さて、何匹か死者も出てしまった上にもともとちょっと匹数に対して広すぎると思っていたので、増員を試みることに。
3週間近く経っているので、同じ巣から調達しても別の組織扱いになる可能性は高いが、「それはそれで面白いかな」とか考える腹黒い主人に飼われたのが彼等の不幸である。
初回はミニタッパーで捕獲罠を設置したが、フタについた糖分に群がられるという実に始末に困ることになったので今回は捕まえ方を考える。
しばらく考えた結果、「ストローの袋の先に砂糖をつめて袋小路にある程度集まったところで入り口をふさぐ」という方法を編み出した。

これなら運ぶのもラクであり、このまま容器の中に放置しても良いし息で吹き飛ばしてしまってもいい。
新人たちと古参たちはほぼ同数。万が一戦争になったら壊滅しあってしまうかもしれない。
心配しながら新人たちを入れてみると、初代たちほどは大きく慌てない。ストローの中にじっとしている。
ストローに自分たちの匂いがついているためだろう。仕方ないので無理やり出してしまったが、やはりそれほど大慌てにはならない。
アントクアリウム内に既に他のアリの匂いがついているからだろうか?
しばらく探索すると、古参の巣の入り口で触覚で挨拶。
かと思いきや、あちこちで頭をぶつけ合いの押し合いが始まった。

押し合いバトル動画(左上のやつら、それ以外も何気に押し合ってるが動かない)
しかし彼らも同属だからなのか、そもそもケンカじゃなくて再開の戯れだったのかは解らないが相手を殺すまで戦ったりはしない。
数時間の間は新人たちが居場所なさそうにオロオロしたり新人のみのミーティングを開いたりしていたが、どうやら仲間として合流する道を選んだようである。
翌朝にはスッカリ仲良くなり、まとめて眠っていた。
結果的にはアリの数がほぼ倍増できたことになる。多いほうが面白いのでまた増員してみようかなとか思うHIIであった。
投稿者 HII : 01:15 | コメント (0) | トラックバック
2006年07月10日
戦死者
アリたちを入れて二週間ほど。
生活に体が合わなかったのか、詳しい原因は不明だが死者が出始めてしまった。
社会性が強いせいか、アリたちも死者が出ても仲間を食べたりはしないようだ。
巣穴の死体は外に引っ張り出し、死体の安置所を探しているのか仲間を咥えて歩くアリ。
しかしアントクアリウムはそれほど広くないため、どこにおいても自分たちの生活圏になってしまうせいかいつまで経っても下ろさず歩き回っていた。
数日経ってみると、墓所を決めたのか死体は一箇所に集まっていた。

死に方はふつうだったのにやけにバラバラにされているが、おそらく咥えっぱなしで歩き回ったからだろう。
それにしてもこのサイズの生物が墓のようなシステムまで備えているとはなかなか興味深い。
戦死者には安らかに眠ってもらいたいが死体を放置するのはアリたちにも良くないらしいので掃除を行った。
投稿者 HII : 02:39 | コメント (0) | トラックバック
2006年07月01日
飴が雨に
アントクアリウムはジェルがエサや水分を兼ねているとのことなのでエサを上げる必要はないが、どうせなら彼らの食事風景も見て見たい。
というわけで豪勢にチュッパチャップスミルク味を刺してみた。
ものすごいスピードで殺到するアリたち。

しかししばらくすると彼等はあわただしく地面で相談しはじめた。
アメが溶けて彼等にとっての洪水となって巣穴を襲う脅威になってしまったのである。
人間の見た目ではまったく見えないくらいだが、水として流れているようだ。
飴が溶けるとなればドロドロになるイメージがあるが、それ以外にも随分水を含んでいるのだ。
こいつはいかんと掘り返した破片を集めて防波堤を作り始めるアリたち。なかなか頭がいい。
しかしある程度HIIが掃除してしまっているので防波堤の物量がたりない。
もうミルクの甘い匂いとか言ってられない彼らが大慌てで逃げ出したので、HIIは元となるアメを取り除いた。
すまんアリどもよ、良かれと思ってやったアメがこんなことになろうとは。
投稿者 HII : 23:01 | コメント (2) | トラックバック
2006年06月29日
一週間ほど経過
アントクアリウムにアリたちを入れてから一週間。
暇つぶしなのか掘りたがりなのか、今でもトンネルを掘ってくれるのでだんだんと成長してきた。

これは朝7時頃の写真なので、彼らもちょうど起き始めたころになる。
夜の間は穴の中のさらに容器内隅に固まっているので、そこがベッドルーム扱いのようだ。
ジェルがエサにもなるのでエサをあげる必要はないのだが、最近はだんだんと動きが鈍くなってきている感じもある。
単純に生活リズムができてきたのか体調がマズいのか見守らねばならぬ。
投稿者 HII : 12:25 | コメント (2) | トラックバック
2006年06月26日
第三章:工事開始篇
地面にかみついてみるヤツが出現。掘れることを理解したのか、なんとなしにみんな地面を囓ってみる行動にでた。

そしてそのまま誰かが開けた穴に一斉に群がり、ついにトンネル工事が始まった。

最初はみんなわらわらと集まるだけだったが、穴が深くなってくると役割分担が出来てくるのが面白い。
率先して岩を砕く役。破片運搬役。最後尾で後ろを向いて見張りを行う役。
あきらめが悪いのかまだあちこち探ってみてるヤツ。
穴掘ってるヤツの後ろで掘りたくてしょうがないが邪魔扱いされてるヤツ。
待ちきれず別方面に掘り進めてみるヤツ。
出来たトンネルの隣にまた地面に向かって掘り進めるヤツ。


掘ってる様子の動画その1
働きアリはどうグループ分けしても必ず少し怠け者が出来るという話だが、確かに穴掘りに参加せず何もしないヤツが3,4匹は常にいる状態。
これはこれで偵察などの任務なのかもしれない。
巣を作ると言うよりは地面に脱出口を求めている、という感じなのだろう。部屋などは作らずにひたすら掘り進めた。


掘ってる様子の動画その2
アリにも休憩時間があるらしく、しばらく掘ると全体的にほとんど動かなくなる時間帯がある。
しばらく掘ってしばらく休み、またじわじわと動き出すのは人間にも似ていてなかなか面白い。
自分たちが休む場所を確保したらその日は彼らも就寝したのかあまり動かなくなったので、とりあえず観察終了。
アントクアリウム記事、ここでやっと初日分が完了。
数時間の出来事ながら写真の整理や動画再生FLASHの構築で一週間持ってしまった。
投稿者 HII : 10:50 | コメント (0) | トラックバック
2006年06月23日
第二章:状況確認篇
前回より続く。
しばらくするとだんだん落ち着いてきて、動きもゆっくりになってきた。
挨拶なのか状況確認の会話なのか仲間同士の接触も増えてきている様子である。

さらに数十分すると、なにやら一箇所に集まった。ミーティングを開いているようだ。

話がまとまったのか各自数匹のチームを組んで散り始めた。
まだ穴を掘る様子は無いので、人海戦術で脱出口を探してるのだろう。
彼らを入れる際に付着したミルクにも今は全く無関心なのが面白い。

ここからしばらくは大きな動きがなし。
HIIも棚を組立てたり掃除したり料理したり出かけたりと生活しながらたまに様子を見るが、チームで固まってあまり動かない状態が続いていた。
説明書には「なかなか掘り始めない場合は穴を開けて手伝ってあげてください」などとあるので、爪楊枝で穴を開けてみる。
しかし開けた穴にたまに入ってみるアリがいるものの、どこにもつながっていないことがわかるとすぐに出てきてしまう。
ジェルはやはり極小アリには固すぎるのであろうか。
などと思いつつ2時間ほどすると、変化が現れてきた。
投稿者 HII : 12:00 | コメント (0) | トラックバック
2006年06月22日
第一章:捕獲罠設置篇
アントクアリウムというアリ鑑賞キットを購入した。
透明プラケースに透明ジェルを詰め、そのジェルを土に見立てアリにトンネルを掘らせて眺めるという学研を思い出すようなアイテムである。

さてまずはアリを捕獲せねばなるまい。
アリは同種族でも戦争したり別種族を奴隷にしたりする社会性の強い生物なので、同じ巣の面子を引っ張ってくる必要がある。
まずは甘いモノでトラップを仕掛けよう。
台所をひっくり返して甘いモノを探してみる。
煮物をやらないHIIは砂糖がない。後から考えてみればコーヒーシュガーが合ったが忘れていた。
飴も無い、チョコも無い。わざわざアリ用にそれらを買ってくるのも癪なので代替手段を探し、イチゴ用コンデンスミルクに落ち着いた。
ミルクをクッキングペーパーに吸わせ、小さいタッパーに入れてトラップ完成である。
あとはアリがいそうな屋外に放置すれば勝手に寄ってくるだろう。
本当はデカめのクロオオアリなんかが良いのだが、なかなか見つからないので色が薄め中型のアリ(種族不明)をターゲットにしてそれらがいるところに設置してみた。

トラップ設置から十数分してから様子を見に行くと、ターゲットしていた中アリではなく赤めの1-2mmの極小アリ(アミメアリ?)が大量に集まっていた。
鑑賞キットがワイドタイプでデカいとはいえ、こいつらでもそれはそれで面白いかな、と思ったHIIはターゲットを変更し彼らを連れ帰ってみた。
あまりに小さい上に数が多いため犠牲者を出しながら20匹前後のアリたちを無事飼育機に入れることができた。
入れてからしばらくは全員パニック状態。石をどけた際を思い出す。

ふと幼少のころの記憶をたどれば、家近くの空き地で穴だらけの火山岩(※地元が富士山周辺なのでごろごろしてる)を巣にしていた数十万クラスのコロニーをジョウロで壊滅させたことがある。なかなか酷いことをしたものだ。
つづく。