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2008年04月16日
レポ「飯野賢治とヨシナガの気になること。」
「飯野賢治とヨシナガの気になること!」というイベントが気になって参加してきたので、長文グダグダレポート。
抜けや間違いなどあるかも、と先に謝っておこう。
※キモまるくんの動画を追加したので日付更新
飯野賢治さんは10年くらい前にゲーム関係の情報を集めていた人なら殆ど知っているであろう有名クリエイター。
メディア露出が多く、ゲームクリエイターには珍しい「宣伝の仕方」を非常に重視されていた印象である。
ヨシナガさんとは12月にラクガキ王国関連のイベントを一緒にやらせていただいたのだが、ヨシナガさんがイベントをやっているのを客観的に見るのは実は初めてのことになる。
場所は新宿歌舞伎町のロフトプラスワン。
歌舞伎町だけにまわりにエッチなおみせがおおいのでドキドキ…する年でもないので、ゲーセン多いなあとか思いつつ店を探す。
なんか看板が手書きになっていて結構わかりづらかったが、地図の特徴を覚えていたためわりと問題なく見つけることができた。

しばしゲーセンで時間を潰し、そのことををかしの箱のたんたんさんにモロに読まれ現地合流。
こういうお出かけには大概セットになっているsinは今回は仕事の都合で出席できずである。
比較的早めな整理番号を持っていたため見晴らしがいいテーブル席を確保でき、ビールでも飲みながら待つ。
画面には「きになること」のアナグラムで遊ぶムービーが表示されていた。
「キナコと煮る」「時に凝るな」「トルコにきな」「何着るトコ」「ナルトに聞こ」「こなに来とる(こんなに来ている!の意味)」などが一々動画や写真が用意されていたのが印象的であった。
会場を見渡してみる。客層を見るに、20代後半がほとんどの印象。男女比はほぼ半分か、比較的女性が目立った印象だろうか。男4女6くらいかもしれない。
開演。
有名な気になるソングのリミックスが流れ、主演のお二人がステージにやってきたと同時に軽快にダベりだした。
今回のイベントは、お二人が「気になること」を持ち寄って紹介しながら楽しむ、という実にヌルいイベント。
ヌルさを象徴するかのように、特に「飯野です」「ヨシナガです」みたいな自己紹介などは無かった気がするまま暗黙の了解で、客から見てヨシナガさん左飯野さん右のポジションでトークが進められた。
まずは軽い客層アンケート。遠くから来た方は、な話で青森から来た方がいたり、お二人のサイト/ブログを見ているか、という質問などで挙手にて調査。
流石に「片方だけ見ている人はどっちを見ているのか」は調査なしである。あまりに偏っているとショックが大きいからだろう。
ヨシナガさんはネットでの活動が主であり、飯野さんの知名度はゲームクリエイターとしてがメインだろう。
飯野さんを知っていてもeno blogを知らなかった、という人はわりと多いのではないだろうか。
また、飯野さんは最近はメディア露出などはほとんど無いので若い人たちへの知名度は低そうであった。
入り口でバッヂをひとつもらうことができ、お二人の描いたイベントキャラが紹介された。
11種類くらいいるらしく、それらの中で客が気に入ったキャラで投票を取り、一位になると「気になること」公式キャラになるということ。
どっちの意味も含めて"適当"なイラストたちが並び、場の空気もいい感じにヌルまった。
ちなみにHIIのバッヂはヨシナガさんの「キモまるくん」

なんというか、丁度ラクガキ王国で強くなるためにパーツをつけて行かなければならないのに描くことがなくて丸ばっかり足していったような状態にちかいので再現してみた。

お二人のトークとキャラたちにより出来上がったヌルい雰囲気のままイベントが始まった。
ちなみに、お二人はネタあわせをしてないためお互いどういう話をするのか判っていないらしい。
気になることはヨシナガさん先行。
【ヨ−1:攻略本】
古いゲーム攻略本を見たヨシナガさんが、今では考えられないようなことをいろいろ見つけたという話。
時代と、ゲームというジャンルの知名度の低さによりわりとテケトーな扱いをされていたころの攻略本なので、内容もテケトーだったりするのである。
ドラクエ攻略本のイラストが鳥山明さんとは無関係すぎる絵だったり、ドット絵を解釈したイラストがあまりにありえないモノだったりするのを魅せてくれた。
もうひとつはロックマン。
読者投稿のキャラがゲーム内に出るということで、小学生なんかから送られてきたハガキがそのまま掲載されているのだが、住所氏名電話番号なんかも裏面に書かれているハガキはそれらもモロに載ってたりして今じゃありえないよね、という話。
その住所氏名で検索してみると現在の当人の活躍がわかるということで何人か試していたところ、2回採用されているすごい奴がなんとアイシールド21の作画である村田雄介氏だったらしい。
村田氏はアーケードゲーム雑誌のゲーメストにイラストが載っていたりしたこともあったらしいので、幼少のころからイラストと発想が得意だったのだろう。
ちなみにヨシナガ氏とHIIは偶然同世代だったのだが、村田氏も同世代。なので実にジャストミートに「ロックマンの応募のころ小学生だった」という概念がピッタリなのである。
後のアンケートでちらちら見えた客層の年齢も同世代がかなり多かったのも、この世代に何か共通点があるのか気になるところである。
【E−1:フォトショップ】
飯野さんの一発目。
一応伏せておくとある方ののオフィシャルサイトで、写真のデジタルレタッチがものすごく元と全然違うじゃねえかという話。
Adobe社のPhotoshopというソフトがフォトレタッチでは実に有名であり、そのソフトでいろいろ加工したのだろうという事で、Photoshopを使って髪型を変えたり顔を変えたり遊んだ結果を見せてくれた。
実際にアイドルなんかの写真がやけに綺麗だったりするのは、Photoshopでシミそばかすなんかを削除していたりする上に、下手すると顔に対しての目の位置やバランスなどがガイドラインで指定されていたりするという噂も聞いたことがあるので恐ろしい。
プロが使うツールだが会場の知名度がやけに高めだったのは、このイベントに来るような人たちは職種的に近いのか、それとも一般層にも知名度が上がっているのかは気になるところである。
【ヨ−2:ガチャガチャ】
ヨシナガさんが個人でガチャガチャの機械を買ったよ、という話。
実際に会場に持ってきており、キャラバッヂを入れたカプセルが買えるように設置されていた。
個人で買ったので普段はヨシナガさんが煎餅を入れてみたりカチャカチャまわしてみたりして遊んでいるらしい。
そんな中、カプセルの原価や仕組みなんかを調べ、輸送料金やらを総合すると平均で単価が190円台になり、200円で販売しても一個数円の儲けしかないね、という自虐ネタだったのだが、そもそもガチャガチャ本体の値段はまったく計算に入っていないので大損なのも気になるところである。
【E−2:僕秩取り上げ記事】
以前僕秩でネタにされていたという、町の施設のボタンに描かれていたイラストキャラ。
公式のわりにオカシイ形をしていたため、デッサンがどうのとか(しょうこお姉さんの)スプーみたいなデザインだ、だのネタのためにこき下ろしていたのだが。
なんとそれは飯野さんがデザインだった、という話。理由を聞くとなるほど納得である。
お互いネタを秘密にしていたため、ヨシナガさんも壇上にいて初めて聞いたことになり、リアクションに困っている様子が実に美味しい。
このキャラ関連で飯野さんの仕事の話などで裏話がいくつか出てきたのだが、その辺は割愛しておこう。
飯野さんが最近はどういう仕事をしていたのか気になるところだったが、大体の予想はつく感じになった。
ここで休憩を挟み、後半へ突入。
【ヨ−3:narahana】
ヨシナガさんが見つけたバーチャルアイドル・narahana(ならはな)紹介サイトがすげえという話。
モロに個人サイトなのだが、作詞作曲16カ国翻訳まですべて一人でやっているようで、ありえないサイトデザイン、何気なくおかれる有料コンテンツの入り口、16カ国分ページがありながらヨシナガさんが見つけた当初は40以下のアクセス数というカオスっぷり。
置いてあるネットアイドル動画もものすごく、不協和音で構成された謎ソングをバックにCGキャラが不気味な動きを見せておりすごい。
日本語で歌っているのだが発音が怪しく、まあおそらく発声ソフトみたいので歌わせているか本人が適当に歌って加工しているのだろう。
YouTubeにもアップされているらしいので、見たい方は見てしまうと別世界が覗けるかもしれない。
この話でネットが流行りだした8年かそこら前に、名古屋在住の凄まじい方の個人サイトがあったのを思い出した。神を名乗っていたその方が今どうなっているのかも気になるところである。
【E−3:とある町】
飯野さんがとある方法でみつけた某自治体公式サイトの話。
現地に反感買う可能性もあるので具体的レポートはやめておこう。
それにしても本当にそれが来てるのか気になるところである。
【ヨ−4:パンフ(東京都のテロ・ハンカチについて サーバーについて)】
いろいろなパンフや冊子が凄いという話。
東京都が配っているテロ対策の話で、火災はおろか化学兵器系の何か凄いことが起きても「ハンカチで鼻と口を被って速やかにその場を離れること」が注意書きとして書かれており、ハンカチの偉大さが熱弁された。
また、マイクロソフトが出していた「おうちにサーバがあるのはどうして?」という絵本風冊子。
絵本でおうちにあるサーバの話を子供が理解できるように説明している、という普通に家庭用サーバが一般的だという前提からして狂っているのだが、内容もカオス極まりない。
コレは以前見たことがあったのだが、それは英語のパンフレットだった。
ヨシナガさんが入手されていたのは日本語だったので、もしかしたらこのカオス冊子は様々な言語で作成されているのかもしれない。
どういう形で話が持ち上がったのかわからないが、コレらが出来上がって配布されたという東京都やマイクロソフトの決断がどういう風になされたのか気になるところである。
【E−4:ハイスピードカメラ EXILIM Pro EX-F1】
カシオのEXILIM Pro EX-F1というデジカメがあるのが、こいつがスゲエという話。
普通のデジカメが動画を撮影できるのは、せいぜい15fpsから30fps、簡単に言うと一秒間に30コマといったあたりなのだが、EX-F1はなんと最大1200fpsまで撮影できるということ。
ドキュメンタリー番組などに出てくる鳥の羽ばたきや虫の動作、ミルククラウンや水の飛び散り、水風船の弾けなどなどが物凄い細かく撮れるのである。
公式サイトのムービーを見るだけでもワクワクしてくるのだが、これでカメラの値段は11万を切っているくらい。
ムリすれば個人でも手に届きそうなレベルでハイスピード撮影ができるようになった時代がついに到来したことになる。これはすごい。
写真撮影自体もすさまじく、60fpsの連写やシャッターを押す前自体を撮影、再生時にスローにしていいカットだけ保存などなど、今までは業務用でも高かったような機能が盛りだくさん。
これはもう気になるとかいうレベルではなく、もう翌日たんたんさんと一緒に電器屋に探しに行ったくらいであった。まだ買えてないけど欲しい。猛烈に欲しい。
エスプレッソマッシーンを購入したばかりで散財が過ぎるのだが、途轍もなく欲しい。輪ゴム鉄砲の発射とかガチャガチャのしばらくするとひっくり返るパッチンゴムとか撮影したい。
(追記:結局購入してしまった)
【ヨ−5:実写ドラゴンボール】
キャラの名前が食い物やモノなどをそのまま、または簡単なアナグラムや五感の変更で命名されているドラゴンボール。
それを実写の物体たちで入れ替えたらどうなるか、というネタムービーが上映された。
天津飯、餃子、ゴハン(ご飯)、ナッパ(菜っ葉)、べジータ(ベジタブルなので野菜系スナック)、クリリン(栗ではなくなんかそういう名前の駄菓子)
といったキャストを実写で撮影し、エフェクト掛けたりしてなかなかアホな動画ができていて非常に面白かった。
実に面白かったが、どこら辺が「気になること」だったのか気になるところである。
【ヨ−6:ガチャガチャ2(くだらないもの)】
ラストに連発ヨシナガさん。
ガチャガチャを買うときに調べたガチャガチャ業者に、「つまらないものやくだらないもの、価値が無いものを売ってください」という連絡をして大量に要らないガチャガチャ製品を入手したとのこと。
実際、それは売れないだろう、というレベルの酷い商品が並んでいた。
コレもヨシナガさんのガチャガチャで出てくるようになっていたので、HIIも帰り際に買ってみた。
なんか山手線のマグネットが出てきた。車輪は回らない。イマイチ「つまらなさ」が面白くない、ダメ商品としてもハズレっぽい気になるところである。

総括的な話をして、盛り上がったままイベント終了。最後にサイン会をやっていたのだが、かなりのお客さんがサインもらうために列を成していた。
というわけでしばらく待ってからHIIたちも挨拶に向かう。折角のサイン会なので、なんか持ってないかな、とカバンを探すとラクガキ王国用のメモリーカードが出てきたのでそいつにサインしてもらった。

ネタの内容も面白かったのだが、全体的にお二人のトークの巧さが際立ち、間もおかずお互いの話を邪魔しない呼吸が実に見事。
イベントだからできるような話題も多く、トークライブの臨場感もなかなか楽しめることができた。
第二回も開催したいということだったので、是非気にしてみようではないか。
投稿者 HII : 2008年04月16日 21:18
コメント
初めまして。僕秩から飛んできました。
場所が夜遅く、怖いので行くのをためらっていたのですが、
やはりとても楽しそうなので、またある時に行きたいとおもいます><。
レポだけで大爆笑だったんですもの。
楽しみにしていたので有り難うございます。
絶対、今度行ってやる!ふんがー!
投稿者 おさむし : 2008年04月28日 19:53
どもどもー。
夜の歌舞伎町っていうとちょっと不安な印象はわかりますねえ。
でも実際のトークライブはこのレポートより何倍も面白いので、是非是非場の空気を味わいにいきませう!
イベント後サイン会ってのがパターンぽいですが、それで最後までいてしまうと22時くらいになりました。
早めに帰る必要があれば、サイン会のときに早めに並ぶようにするのがコツかもです。(もちろんイベントは終わってるので挨拶なしでも帰れますが、折角ですしね)
投稿者 HII : 2008年04月29日 17:18