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2006年11月07日

那須高原小旅行日記第三話「アキコ独走」

那須高原小旅行日記第一話「いわき」
那須高原小旅行日記第二話「想像を絶するショボさ」からつづく。

ロープウェイ・牧場で時間を潰すことに失敗した一行は、早速予定を使い切ってしまった。
ここまでの経路で時間を使って14時ころ、宿泊所に向かって15時にチェックインしてどうにかしようとか思っていたのがまだ12時を回った程度である。食事もしてしまった。

困ったため急遽ほかに行くところを探す。
しかしHIIもアキコも当日まで行き先を知らなかった有様なので、何があるのかさっぱりわからない。
どこかのサイトをプリントアウトした観光案内があったのでそれを見て決定。そこそこ近くに湿原があるようだ。そこを散歩できれば森林浴や紅葉閲覧を兼ねれて良い感じになりそうだ。

というわけで出発。途中なぜかオサレな建物やデカい風車を発見。
それぞれKONAMIのロゴ。スポーツクラブ関連の合宿所か何かなのだろう、コナミスーパーキャンパスというところらしい。
それを通り過ぎて目的地へと向かう。途中から殆ど車通りが無くなって来た。
先ほどのロープウェイあたりの混雑ッぷりから、この辺の観光地はドコも混んでいる印象があったが今のところ大丈夫のようだ。
あとは期待外れでないことを祈るだけである。

山道になるのは覚悟していたが、舗装道路が突然途切れ荒れ道になった。このまま戻れなくなって何キロもバックで戻るという悪夢になったりしないことを祈るが、まあ対向車もチラホラくるため大丈夫だろう大丈夫だよきっと。などと進んでいると気が付けばかなりの高度まで上ってきた。
しかし目的地の駐車場には多くの車が泊まっており、心配は杞憂に終ったようだ。

目的地の沼原湿原。何やら近くに大きな湖のようなものがみえた。

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霧が掛かっていてなかなか幻想的な雰囲気。
これは沼原調整池というらしい。ダムの機能を兼ねているのだろうか。

さて、湿原というからにはこんなデカい水溜りではなくもっとこう湿原な感じの湿原を見せてもらわねば。
どうやら暫く歩いていくと待望の湿原らしい湿原があるようだ。


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こんな感じの道を歩いていくのだが、入り口には「熊出没注意」という物騒な立看板が。
注意と言われても熊が出てきたらどうにもならない。鈴を鳴らしていれば近づいてこないという説もあるが、ケータイの着メロで対抗できるのだろうか。
いざとなったらカメラのフラッシュあたりも効果があるかもしれない。怒らせるだけで終りそうだが。
とまあ気軽に生命の危険に晒されつつ森の道を進む。
写真でみると獣道のようだが、土がしっとりとやわらかく意外と広く道を作ってあるので実に歩きやすい。

数百メートル歩き、階段状に組まれた石を降りてついにまさに湿原という場所にたどり着いた。

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予想以上に雰囲気の良い湿原ちゃんに、HIIは風来のシレン、姉はポケモン、そして共通でFF12なんかも連想するゲームジャンキー姉弟たちは浮かれながら歩き始めた。
湿原は当然水溜りだらけだが遊歩道として成り立つように木で道が作ってある。

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枯れ木、枯れ草、熊笹、大量の水、そして霧と壮大な山の背景。
見事な雰囲気と適度な涼しさと湿度。風も無く実に空気が気持ちがいい。

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とまあこのブログを見て解るとおりものすごい勢いで写真を取るHII。
胸ポケットに入るコンパクトデジカメで腕が素人の割にはまあまあな写真が撮れる絶好の場所である。
しかもこの湿原にはクロサンショウウオもいるらしい。姉夫婦とともに水場を探しながら歩き続けた。

と、ふと気づくとアキコがいない。そこら辺の水場に落ちてたら一大事だが、そんなことも無いようだ。
どうやら写真を撮ったりサンショウウオを探している間にスタスタと先に行ってしまったらしい。
普段はまったりゆっくりな割に、ゆっくり散歩しようって時に高速で動いてどうするのだ。
しかし追いかけようにも既に姿すら全く見えない。まあ道は基本的に一本なので追いつけるとは思うが、所々に分かれ道があり片方が獣道になっている。
まさか獣道側に行かないよな、とか冗談めかしながら歩くも全然見えないアキコ。

結局一周してスタート地点付近でやっと捕まえた。
一緒に散歩どころではない。もう終ってしまった。本人曰く「一旦止まると疲れるから止まらずに歩かないとだめ」らしい。そうですか。

じゃあ帰るか、とか言いながらまた湿原方面へ歩き出すアキコ。左から来たのに右に曲がった。
四人の内、アキコと姉ダンナは方向音痴の気があるようで、なんか時々良く解らない方向を信じて向かおうとするので注意が必要である。


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入り口付近の小さな木の根元に、コケ関連と思われるなにやらカワイイ植物がたくさん生えていた。
接写すると逆に大きな森のように見えたりもしてなかなか面白い。

さて予想外に雰囲気の良い湿原も堪能し、適度に時間を潰し運動もできた。
できれば春か初夏にもまた来てみたいナイススポットである。

那須高原小旅行日記第四話「陸の孤島」へつづく。

投稿者 HII : 2006年11月07日 12:18

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